先物取引とリスク管理
先物取引の大きな魅力はレバレッジ効果を利用することで、比較的少ない資金であっても大きな利益が得られるということです。
しかしレバレッジは相場が思わく通りに推移した場合は非常に効果的ですが、逆に相場が思わくと反対に動くと証拠金を失うどころか負債を負うことにもなりかねません。
そこで徹底したリスク管理が重要となってきます。クォンタムファンドで有名なジョージ・ソロスは「私が成功した理由は間違いに気付いた時に誰よりも早く取引から手を引く術にたけていたから」と言っています。
具体的な先物取引のリスク管理は通常「ロスカット(損切り)」と呼ばれます。
例えば金が2500円の時に買い注文を出した際に、同時に2480円のロスカットオーダーを入れておきます。
こうしておけばサラリーマンなどのように、常時相場をこまめに相場を確認できない人の場合でも安心して仕事を行い、相場のことを忘れる余裕が出てきます。
株式指数先物取引の場合、建玉を1日ごとの終値で評価替えすることで評価差損益を算出します。
この終値と建玉を比べた差額を値洗いと言い、プラスとなっていれば値洗い益が生じ、マイナスとなっていれば値洗い損が発生していると言うことになります。
そのため建玉を持ち越す際には必ず値洗いの値に注意しておくことが肝心です。
値洗いの結果で証拠金が不足してしまった場合には証拠金をさらに追加して解消しなければなりません。
これを追証(追加証拠金)と言いますが、通常はロスカットなどのリスク管理がきちんと行われていれば追証が生じることはほとんどありません。
リスク管理は先物取引の規模が大きくなればなるほど細心の注意の元に行う必要があります。
タグ
カテゴリー:先物取引のリスク

