先物取引と株式の違い
先物取引と株式には投資という点における共通点はあるものの、多くの面で違いもあります。
まず投資する対象から見た場合、株式では株式現物が投資対象となりますが、先物取引では商品そのものと言うことになります。
次に投資資金に関しては株式では総代金を現金で支払いますが、一方の先物取引においてはもちろん現金での取引も可能ですが、その他にも有価証券などが利用される場合もあります。
しかもここが株式と先物取引を区別する最も大きな特徴となりますが、株式では取引に必要となる代金は株価そのものと同一となるのに対して、先物取引では一定額の証拠金を商品取引会社に預けることで10~40倍に相当する大きな取引を行うことが可能となります。
これはレバレッジと呼ばれるもので、FXなどの経験がある人であればすぐに理解できることですが、要するに少額の証拠金を預けておくことによりレバレッジ(てこ)の原理を応用して、実際の資金よりもはるかに大きな取引が行えるようになっているシステムです。
しかしレバレッジは諸刃の剣でもあり、実際の資金以上の取引が可能となる代わりに、いったん相場が思わくとは異なる方向に動いた場合には証拠金は一瞬のうちに消えてなくなるばかりか、追証金という形でさらに資金を投入せざるを得ない状況に陥る危険性もあります。
また株式では景気や企業の業績によって価値が変動しますが、先物取引においては単純に商品の需要と供給のバランスによって価格が変動するという違いがあります。
投資を行うタイミングとしては、株式では株価の上昇局面で行いますが、先物取引では上昇局面と同様に下降局面でも投資して利益を得ることが可能となります。
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カテゴリー:先物取引基礎知識

